レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2021.03.27 01:18
更新日: 2021.03.27 01:25

F1バーレーンGP FP2:初日最速はレッドブル・ホンダのフェルスタッペン。ノリスが僅差の2番手

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | F1バーレーンGP FP2:初日最速はレッドブル・ホンダのフェルスタッペン。ノリスが僅差の2番手

 2021年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは10番手、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は7番手、ピエール・ガスリーは9番手となっている。

 この時期のバーレーンの日没時間は、午後17時52分。現地時間午後6時から始まったFP2は、セッション開始時点から照明が煌々と灯っている。気温は28度、路面温度も33度まで下がった。

 ミディアタイヤを履いたフェルスタッペンが、まず1分31秒842で首位に立つ。しかしすぐにバルテリ・ボッタス(メルセデス)、さらにルイス・ハミルトン(メルセデス)が、次々にフェルスタッペンをしのぐタイムを出していった。

 開始後11分にはキミ・ライコネン(アルファロメオ)がターン2立ち上がりで挙動を乱し、コースオフ。ウォールに接触してフロントウイングを失ったものの、なんとか自力でピットに戻って行った。大急ぎで修理に取り掛かるメカニックたち。60分に短縮されたセッションでは、事故やトラブルで予定された周回ができないことが一番痛い。

 その後各車はソフトタイヤに履き替え、フェルスタッペンが1分30秒847で再びトップに立った。ランド・ノリス(マクラーレン)が0.095秒の僅差で2番手につける。3番手のハミルトンは、フェルスタッペンから0.235秒遅れだ。角田はこの時点でフェルスタッペンから0.447秒差の7番手と健闘。9番手のガスリーに0.189秒差をつけている。

 昨年までならここから1時間近く、レースを見据えたロングラン走行を行うことができた。それが今年のFP2ではこの時点で残り時間は30分もなく、大急ぎという感じで各車はロングランに出て行った。

 上位勢は2台ともミディアムで周回を重ねるなか、フェラーリだけは2台ともソフトを装着した。中団勢ではアルファタウリ・ホンダとアストンマーティンが、ソフトとミディアムに分けている。レッドブル・ホンダの2台とハミルトンだけが、1分37秒台のロングランペース。「全然グリップがない」と訴えるボッタスは、1分38秒を切れずにいる。

 レースとほぼ同じコンディションのFP2での最速はフェルスタッペン。以下2番手ノリス、3番手ハミルトン、4番手カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、5番手ボッタス、6番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、7番手角田、8番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、9番手ガスリー、10番手ペレスとなっている。

 まだ初日が終わったばかりだが、フェルスタッペンが一発タイム、ロングランペースともに速さを披露した。しかし直前テストでは苦しんでいるように見えたハミルトンも、きっちり上位につけている。

 マクラーレンのノリスも、下馬評通りの速さを見せている。そして新人角田がチームメイトのガスリーをしのぎ、ホンダを搭載する4台すべてがトップ10に入った。

ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第1戦バーレーンGP ランド・ノリス(マクラーレン)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2021年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第1戦バーレーンGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)


関連のニュース

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング