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F1 ニュース

投稿日: 2021.03.29 07:38
更新日: 2021.03.29 08:38

ルーキー角田裕毅が9位、史上初の快挙「大スター、アロンソをパスしたことに興奮!」アルファタウリ・ホンダ【F1第1戦】

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F1 | ルーキー角田裕毅が9位、史上初の快挙「大スター、アロンソをパスしたことに興奮!」アルファタウリ・ホンダ【F1第1戦】

 2021年F1バーレーンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は9位を獲得した。

 13番グリッドからミディアムタイヤでスタート、1周目に15番手までポジションを落とし、4周目には16番手となるが、そこから順位を上げていった。12周目には13番手、多数のドライバーが最初のピットインを行ったため、14周目に6番手に上がった後、15周目にハードタイヤに交換した。

 第2スティントは14番手からスタート、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を含む何人かのドライバーをオーバーテイクし、8番手まで上がった33周目にピットイン、2度目のタイヤ交換でハードタイヤを装着した。

2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 第3スティントは13番手からスタート、キミ・ライコネン(アルファロメオ)をオーバーテイクし、10番手に浮上。最終周にランス・ストロール(アストンマーティン)をパスして9位をつかみ、F1デビュー戦での入賞を果たし、2ポイントを獲得した。

 日本人がF1デビュー戦でポイントを獲得するのは史上初めてのこと(日本人ドライバーのデビュー戦最高位は、中嶋悟、中野信治の7位だが、当時のポイントシステムではポイントを与えられなかった)。日本人ドライバーがポイントを獲得するのは2012年ブラジルGPの小林可夢偉以来のことだ。

2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=9位
 初めてのグランプリでポイントを獲得できてうれしいです。今日のレースでマシンパフォーマンスの素晴らしさを示せたと思います。1周目で慎重になりすぎてポジションをいくつか下げてしまったのは残念で、レース中は必死で挽回を目指しました。このバーレーンでは多くを学ぶことができてよかったですし、これをもとにイモラへ向かいたいと思います。

 レース中は力強いオーバーテイクをすることができました。僕にとっては、フェルナンド(・アロンソ)をパスしたのが熱く感じた瞬間で、幼いころから見てきたスーパースターだったので、とてもエキサイトしました。

 今日のパフォーマンスを誇りに思いますし、次もどのくらいやれるのか楽しみです。


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