2021年F1バーレーンGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは15位、ランス・ストロールは10位だった。
ベッテルは、決勝中、ターン1でエステバン・オコンと接触、スチュワードは審議の結果、ベッテルに完全に責任があると判断、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科した。
ベッテルは、接触した当初、オコンがラインを変更したと主張していた。レース後、ベッテルはF1公式サイトに対して「左側にスペースを残してくれているのだと思っていたら、彼は突然左に戻ってきた。彼の後ろでロックアップしてしまい、接触を避けられなかった」とコメントしている。オコンは、ベッテルがレース後、謝罪に来たと明かしている。
ベッテルは予選でイエローフラッグに適切に対応しなかったと判断され、5グリッド降格およびペナルティポイント3を科されていた。この週末だけでペナルティポイントは5点加算されたことになる。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=15位
とてもトリッキーなレースだった。戦略で他とは違ったことをしようとして、1回ストップを試みたが、最終的にはいい結果が出なかった。やってみたのはいいことだったと思う。ただ、終盤、タイヤが崖を迎えてしまった。
スタートはとてもうまくいき、1周を終えた時点でいいポジションにつけていた。でもその後、順位を上げていくのは難しかった。タイヤに小さなフラットスポットを作ってしまったが、1回ストップを機能させるために、最初のスティントを引き延ばさなければならなかった。
結局、今日はポイントを獲得することはできなかった。いい週末だったとはいえないが、今は、皆で協力し合って学習し、改善できそうな部分を見つけようとしているところだ。今後のレースで大きく前進できる可能性は十分あるよ。