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F1 ニュース

投稿日: 2021.04.08 08:06
更新日: 2021.04.08 08:21

ガスリーに無関心なレッドブルF1。2022年ドライバーを検討中のアルピーヌが状況を注視

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F1 | ガスリーに無関心なレッドブルF1。2022年ドライバーを検討中のアルピーヌが状況を注視

 ピエール・ガスリーは、スクーデリア・アルファタウリに所属しながら、レッドブル・ホンダに昇格される可能性はゼロという特異な状況に置かれている。2019年と2020年のチームメイト、ダニール・クビアトは、レッドブル陣営から離脱した後、F1レースシートを見つけることができず、今年はアルピーヌのリザーブドライバーを務めている。しかしガスリーの場合は、彼を欲しがるチームがあるだろうことから、レッドブル/アルファタウリとの契約を終えることになっても、F1キャリアを続けていくことができるだろう。

 ただし、ガスリーがレッドブル・レーシングに復帰する可能性はない。首脳陣はその意向を彼に対して明確に示しているのだ。

 2021年F1バーレーンGPの予選で、ガスリーは卓越したパフォーマンスを見せて、5番手を獲得した。フェラーリのカルロス・サインツJr、マクラーレンのふたりの前の位置だ。しかしモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコはその成果の価値を低めるかのような発言を行った。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第1戦バーレーンGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 ドイツのウェブサイト『formel1.de』のインタビューにおいて、マルコは、マックス・フェルスタッペンがアルファタウリAT02に乗っていたら、ガスリーより速いタイムを記録していたとの考えを示した。

「マックスなら予選であと0.2秒か0.3秒は引き出してみせた」とマルコは語った。

 マルコの予想が正しいなら、アルファタウリに乗るフェルスタッペンは、ガスリーより0.223秒速いタイムを出していたメルセデスのバルテリ・ボッタスを抜いて予選3番手を獲得したかもしれないということになる。この予測は楽観的すぎるという見方が大半ではあるが、少なくとも彼がガスリーに対して高い評価を与えていないことが、このコメントからは明らかだ。

■次のページへ:「レッドブル時代は十分なサポートを得られなかった」とガスリー


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