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F1 ニュース

投稿日: 2021.04.17 22:45
更新日: 2021.04.17 23:23

ハミルトンが僅差で99回目のPP。レッドブル・ホンダのペレスが2番手、角田は最後尾に【予選レポート/F1第2戦】

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F1 | ハミルトンが僅差で99回目のPP。レッドブル・ホンダのペレスが2番手、角田は最後尾に【予選レポート/F1第2戦】

 4月17日現地時間午後2時、2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

 気温は12度、路面温度は27度。Q1は各車がコンディション向上を待つなかでハース勢がソフトタイヤを履いてコースイン。これに続いて中団勢もソフトタイヤでアタックへと向かう。

 3分経過時点でコースインした角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、アタック1周目のバリアンテアルタ入口でブレーキングを遅らせ過ぎ、ターン14のターンインでリヤが流れ、ターン15に向けてステアリングを切り返したところでスピン状態になり、そのまま後ろ向きにアウト側タイヤバリアにクラッシュ。ギヤボックスと右リヤを激しく壊し、セッションは赤旗中断。角田はノータイムで予選を終えることとなった。

 セッションは午後2時15分に再開。ほとんどのマシンが赤旗前に履いていた中古のソフトでコースインし、ここでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分14秒926でトップに立つ。2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が0.083秒差でつけ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は0.183秒差の3番手。4番手ハミルトン、5番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)。好タイムを記録したセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)はターン9、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)はターン15のトラックリミット違反でタイム削除となってしまったが、連続アタックでタイムを更新し事なきを得た。

 1回目のアタックで首位ボッタス、2番手ハミルトン、3番手ノリス、4番手フェルスタッペン、5番手ペレス、6番手ルクレール、7番手ガスリー、8番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)という上位勢となった。

 残り3分で8番手サインツ以下が新品ソフトで2回目のアタックに出ていき、メルセデスAMG勢も中古のソフトでコースイン。ここで各車がタイムを伸ばすなかで、ウイリアムズ勢が12番手・14番手でQ1突破を果たし、ターン6でリヤがスナップしてコースオフしたニキータ・マゼピンが19番手、ミック・シューマッハが18番手、アタック開始時にマゼピンと交錯してしまったアントニオ・ジョビナッツィが17番手、キミ・ライコネンが16番手と、アルファロメオとハースの2台、角田裕毅がQ1敗退となった。

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP Q1でクラッシュを喫した角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)


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