2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのはマクラーレンのランド・ノリスだ。予選から速さを見せたノリスは順調にQ3へ進出し、最後のアタックでは暫定3番手のタイムを記録する。しかしトラックリミットを超えていたため、そのタイムは抹消されてしまう。
セカンドロウは幻となり、7番手から決勝をスタートすることになったノリス。ウエットコンディションとなったレースでは終始落ち着いた走りで順位を上げレース終盤は2番手を走行する。最後はルイス・ハミルトン（メルセデス）とのバトルの末、2番手の座を明け渡してしまうが、その後はポジションを守り抜き自身2度目の3位表彰台を手に入れた。
DHLファステストラップ・アワードを受賞したのはメルセデスのルイス・ハミルトンとなり、追い上げを見せているレース60周目にミディアムタイヤで1分16秒702というタイムを記録している。
DHLファステスト・ピットストップ・アワードを制したのはバルテリ・ボッタスのメルセデスとなった。メルセデスのクルーは28周目にピットインしたボッタスを2.24秒でコースに送り出している。2位にはマックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが2.27秒というタイムを記録し、3位にはエステバン・オコンのアルピーヌが2.33秒で続いている。
