F1第2戦エミリア・ロマーニャGPの日曜日は、スタート前から雨が降り、レースはウエットからドライへ変化する難しいコンディションのもとで行われました。そんななかマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンによる熾烈な争いが繰り広げられ、今年は素晴らしいシーズンになりそうだと熱田カメラマンは予感しているようです。今回はエミリア・ロマーニャGP日曜の様子を、熱田カメラマンが歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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角田選手のピットを今回は撮りたくて、スタート前から撮影の場所選択を悩んでいました。
日曜日の朝、ホテルでの朝食の時は快晴!
正直、また天気予報に騙されたと、若干腹が立ちました……が、スタート前に曇ったかなと思ったら、急に寒くなり、ポツポツと降り始めました。
天気予報様、すみませんでした!
その角田選手、20番グリッドからスタートして14位まで上げて戻ってきたときは、嬉しかった!
しかし、ラッセル選手とボッタス選手のクラッシュの後の再スタートでスピンして順位を落としてしまって……
多くのマシンがラインを外しただけでスピンしていたように、ものすごく難しいコンディションだったことは間違いありません。
レース終盤、追い上げている時の気迫は外にいる僕にも伝わってきました。
12位でノーポイントになりました。
悔しいでしょうね。
今夜は眠れないかもしれません。
いろんな意見もあるでしょう。
でも僕は、全然いいと思うんです。
何がいいかというと、失敗してもいい時期だということです。
もちろん、失敗しないほうがいいに決まっています。
シーズン中盤くらいまで、自分の経験を積み重ねていって、上手くいくこともあれば失敗したり、またはマシンの調子もいろいろあるでしょう。
鈴鹿に戻る頃にはガスリー選手といい勝負できる感じになっていればいいと思うんです。
あとね、2戦終わってみてつくづく思うのは、角田選手という存在を中心にF1を観れることが、僕はやっぱり超楽しいですよ!
スタート。
3台並んで来ました。
メルセデスをホンダの2台が挟んでいるという、この気持ち良さ!
しかも、フェルスタッペン選手の速いこと!
フェルスタッペン選手とレッドブルホンダの今季初優勝!
素晴らしい勝ちっぷり!
貫禄すら感じます。
ハミルトン選手の追い上げもすごかった!
どう考えても、フェルスタッペン選手+レッドブルとハミルトン選手+メルセデスの速さと強さにますます磨きが掛かってますよね。
2021年のチャンピオン争いは歴史的にみても素晴らしいシーズンになる予感がいたします。
アクアミネラーレを立ち上がるノリス選手とルクレール選手。
ここに、アルファタウリが絡んでくると思っていたんだけどなあ……
終盤の2位争い。
抜けないサーキットで、どんどん抜くハミルトン選手。
2位まで挽回するとは思いませんでした。
いいレースを見せてもらいました。