2021年F1第3戦ポルトガルGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのはレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスだ。予選で4番手を獲得したペレスは、決勝レースのスタートでカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に追い抜かれてしまい5番手を走行する。
その後サインツJr.をかわすもランド・ノリス(マクラーレン)の後方を走行することになり、5番手というポジションは変わらずだったが、その後はピットストップを遅らせたことで一時トップを走行し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と争うなどの活躍を見せ、最終的に4位フィニッシュを果たした。
DHLファステストラップ・アワードを受賞したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)となり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の最速ラップがトラックリミットによって削除されたことで、ボッタスが65周目に記録した1分19秒865がポルトガルGPのファステストラップとなった。
DHLファステスト・ピットストップ・アワードはレッドブル・ホンダが制し、ファステストラップポイントを狙ってレース終盤の64周目にピットインしたフェルスタッペンを、1.98秒でコースに送り出した。2位には2.08秒でランス・ストロールのアストンマーティン、3位にはサインツJr.のフェラーリが2.26秒で続いている。