元F1ワールドチャンピオンで、ニコ・ロズベルグの父であるケケは、マックス・フェルスタッペンはミスを減らすべきであり、それには指導が必要だと示唆した。
最終戦アブダビGPでフェルスタッペンは決勝スタート直後、ニコ・ヒュルケンベルグが駆るフォース・インディアのサイドポッドにヒットした後、1コーナーでスピン、最後尾まで順位を落とした。しかしそこから挽回し、最終的にはレースを4位で終えた。
最初のスティントをスーパーソフトで21周走るという作戦が功を奏し、フェルスタッペンは10周目には2位に浮上、タイトル獲得を目指すニコ・ロズベルグを押さえつけて苦しめた。
フェルスタッペンは好結果を残したとはいえ、最初のスピンがレースに影響したのは間違いない。
「確かに彼(フェルスタッペン)は1コーナーで何とか冷静に対処した」とケケは語る。
「だがおそらく、チームもいつかは彼の教育を始めるだろう」
「彼は非常に才能があるが、少しばかり指導が必要だ」
「彼は常に素晴らしい結果を無駄にしている。だがF1では結果がすべてだ」