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F1 ニュース

投稿日: 2021.06.09 18:30
更新日: 2021.06.09 18:23

グランプリのうわさ話:コース外でメルセデスとレッドブルのF1代表が舌戦

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F1 | グランプリのうわさ話:コース外でメルセデスとレッドブルのF1代表が舌戦

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 メルセデスF1代表トト・ウォルフとレッドブルF1代表クリスチャン・ホーナーとの舌戦が、アゼルバイジャンGPの期間中さらに白熱した。両代表がそれぞれ、メディアを介して非難の応酬を行ったのだ。レッドブルRB16Bのフレキシブルリヤウイングが過度にたわむという理由で、メルセデスが抗議する意志をいまだに示し続けていることについて、ホーナーは「メルセデスのフロントウイングがどれほどたわんでいるのかを考えれば、もしも私がトトだったらすぐに口を閉じているはずだ!」と発言した。

 これを聞いたウォルフは即座に逆襲した。決勝レースの後、「クリスチャンは少しおしゃべりが過ぎるようだ。ずっとカメラの前に立っていたいだけなのではないか。もっと控えめにしていたほうがよい」と述べたが、ボールを返されたホーナーは、マックス・フェルスタッペンのタイヤトラブルでチームがワンツーフィニッシュを逃したことへの腹立ちも収まらないまま、さらなる嫌みをぶつけることにした。今度は、ウォルフが自分のチーム課題に関して行っている公的な発言をとらえて、こう批判したのだ。

「トトは自分のチームを公然と酷評することがまったく平気なようだ。私はそれに同意しないが、それも彼の才能なのだろう…」

 こうした応酬をおちょくるかのように、ルイス・ハミルトンは、単純にホーナーとウォルフがリングへ上がってボクシングの試合で決着をつけたらどうかと提案している。これには、そのとき隣に座っていたマックス・フェルスタッペンもかなり受けていた……。

他のトピックスはF1速報WEBで掲載中

■F1の年間23戦の計画が厳しい状況に
以前から可能性がうわさされていたF1シンガポールGPの中止が正式に発表された。これから10月第1週の枠に新しいレースを組みこむことは不可能なため、F1としては、東南アジア地域で行われる10月初旬のカレンダーに相当の変更を加える必要に迫られている……
■アルファロメオとザウバーの契約交渉
ザウバーにとって6月は、アルファロメオおよびステランティス・グループとの全般的な関係が今後どうなるのかが分かるという点で、非常に重要な月となる……


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