メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、電撃引退を発表したニコ・ロズベルグの後任を選ぶ上で3つの選択肢を考慮すると述べ、ライバルチームから有力ドライバーを引き抜く可能性についても触れた。
2017年F1レースシートの空席はザウバーの1席とマノーの2席のみという状況だったが、新チャンピオン、ロズベルグが衝撃の引退発表を行い、王者メルセデスチームのシートが空くことになった。
ほとんどのドライバーが来季契約を結んでいる状況下でメルセデスはルイス・ハミルトンのチームメイトを決めなければならない。フェラーリのセバスチャン・ベッテル、あるいはマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソを引き抜くことを考えているかと聞かれたウォルフは、選択肢として優先度は低いと答えた。
「フェラーリ内部の問題に立ち入り、邪魔するつもりはない」とウォルフはGazzetta Dello Sportに対して語った。
「それにセバスチャンに我々のところに来る気が本当にあるかどうかも知らない」
「(アロンソに関しても)それは同じことだ。12月にベッテルやアロンソを奪われたら、フェラーリとマクラーレンはどうなるだろう?」
「ウイリアムズも(バルテリ・)ボッタスがいなくなったらどうなることか。そういった選択肢は私としては一番採りたくない」
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