人数制限はあったものの有観客開催となったF1フランスGP。レッドブル・ホンダは攻めの2ストップ作戦を成功させモナコGPからの連勝を達成、パワーユニット規則が導入された2014年以降、メルセデスF1以外で初めて3連勝を達成したチームとなった。実力伯仲のトップ争いが繰り広げられたポール・リカールの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。
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第4戦スペインGPでメルセデスF1とルイス・ハミルトンの2ストップ作戦に完敗したレッドブルF1が、攻めに転じたフランスGP。残り2周で狙いすましたかのようにトップに立ったマックス・フェルスタッペンはポールtoウイン&ファステストラップのハットトリックを初めて達成した。
3週連続開催の初戦からこの激闘。毎週こんな濃厚なバトルが見られるかと思うと楽しくて仕方がない。
THIS is what three wins in a row means to @redbullracing ?#FrenchGP ?? #F1 pic.twitter.com/GL9Onc4UTR
— Formula 1 (@F1) June 21, 2021
恒例となったレッドブルF1優勝後の記念撮影。全身ベトベトになるレッドブル・シャワーから逃れるシーンもおなじみとなったが、今回はポジション取りが悪かったホンダF1田辺豊治テクニカルディレクター、山本雅史マネージングディレクターの両氏がスタートダッシュに失敗し、転倒。一方でレッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表にはジャンプスタートの嫌疑がかけられている(笑)
健康証明書の提示や入場者数の上限はあったものの、有観客での開催となったフランスGP。そのおかげでこのオーバーテイクシーンを目撃することができた特等席の観客たち。素晴らしいバトルと熱狂するファン、これぞF1の醍醐味だ。
PU時代に突入した2014年以降、メルセデスF1は4戦連続で勝利から遠ざかったことはない。ルイス・ハミルトンは、ここからどんな逆転のシナリオを思い描いているのだろうか?