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F1 ニュース

投稿日: 2021.07.12 13:25

オーストリアGP最終周でのライコネンのミスは「まったくばかげたことだ」と元F1ドライバーが批判

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F1 | オーストリアGP最終周でのライコネンのミスは「まったくばかげたことだ」と元F1ドライバーが批判

 元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、F1第9戦オーストリアGPの最終ラップにおけるキミ・ライコネン(アルファロメオ)とセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)のクラッシュは、ライコネンがF1を引退する時期が急速に近づいていることを示す紛れもない兆候かもしれないと述べている。

 ライコネンとベッテルは最終周のターン5でサイドバイサイドになり、ライコネンの右フロントタイヤとベッテルの左リヤタイヤが接触した。ライコネンはチェッカーフラッグを受けることができたが、ベッテルはグラベルにコースオフしリタイアした。

「僕たちは衝突した。そういうことだ。結局、最終結果はほとんど変わらなかった。僕たちはふたりともポイント圏内からは少々外れていたからね」とライコネンは説明した。レース後、ライコネンはスチュワードからクラッシュについて20秒のタイムペナルティを科され、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーはそれを「恥ずべきこと」と述べた。

「キミについてはまったくばかげたことだ」と『Sky Germany』のコンサルタントを務めるラルフは語った。「彼はまっすぐベッテルのマシンに向かって走っていった。彼のしたことは恥ずべきことだ」

 ライコネンが不運な出来事に見舞われたのは、オーストリアが今シーズン2回目のことだった。2007年のF1世界チャンピオンであるライコネンは、第3戦ポルトガルGPで、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィのマシン後部に衝突するというアクシデントを起こしている。

 クルサードは、マクラーレン時代の元チームメイトで現在41歳のライコネンは、おそらくF1引退を考慮すべきだろう考えている。

「私が引退したのは37歳のときだ」とクルサードは語った。「突然ミスをするようになってしまうのだが、自分のせいだと認めたくないものだ。だがそれは自分のせいなのだ」

「また私は、特にレース終盤に向けて集中力が続かないことが関係していることに気づいた。それはミハエル・シューマッハーの最後の年にも見られたことだ」

キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2021年F1第9戦オーストリアGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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