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F1 ニュース

投稿日: 2021.07.18 01:29
更新日: 2021.07.18 02:09

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがスタートで首位奪取。完勝でポール獲得【スプリント予選レポート/F1第10戦】

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F1 | レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがスタートで首位奪取。完勝でポール獲得【スプリント予選レポート/F1第10戦】

 7月17日現地時間16時30分、F1第10戦イギリスGPで史上初めて導入されたスプリント予選が行われた。

 スタート30分前に5分間だけピットレーン出口がオープンになり、1周のレコノサンスラップを経て全20台のマシンが金曜日の予選結果に基づいたスターティンググリッドについた。

 依然として晴天に恵まれ、気温は27度、路面温度は48度という暑いコンディション。風はやや弱いものの金曜と同じくハンガーストレートに追い風が吹いている。

 使用するタイヤは自由で、大半のドライバーはミディアムタイヤを選択し、アストンマーティン勢はいずれも1周の皮むきをした中古のミディアム。スタートから数周はアドバンテージがあるものの17周をピットストップなしで走り切るにはややリスクが伴うソフトタイヤを選択したのはアルピーヌ勢とキミ・ライコネン(アルファロメオ)、そして3番グリッドのバルテリ・ボッタス(メルセデス)は予選で3周走行した中古のソフトでスタートに臨んだ。

 スタートで1番グリッドのルイス・ハミルトン(メルセデス)が出遅れ、2番グリッドからマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が好加速を決めて首位に浮上。ハミルトンはターン6でインを伺うがフェルスタッペンがインをカバーしてポジションを守り、ターン9でもフェルスタッペンがハミルトンを抑えきった。3番手ボッタス、4番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ソフトタイヤのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が11番グリッドから5番手まで浮上し、6番手にランド・ノリス(マクラーレン)、7番手セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、8番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、9番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、10番手ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)というオーダーになった。

 ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は12番手を守り、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は18番手に後退。ターン3でミック・シューマッハー(ハース)と接触したニキータ・マゼピン(ハース)がスピンを喫し、ターン6でアウトに並びかけた際にラッセルに押し出されるかたちとなったカルロス・サインツ(フェラーリ)は17番手まで後退してしまった。このインシデントはレース後に審議が行われ、場合によっては決勝のグリッドに影響が出る可能性がある。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第10戦イギリスGP スタートで首位に立ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
2021年F1第10戦イギリスGP 接触により17番手まで順位を落としたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)


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