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F1 ニュース

投稿日: 2021.07.30 20:22
更新日: 2021.08.01 00:30

ハンガリーGP FP1:レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが首位発進。角田裕毅はクラッシュ

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F1 | ハンガリーGP FP1:レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが首位発進。角田裕毅はクラッシュ

 2021年F1第11戦ハンガリーGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは8番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5番手、角田裕毅は12番手となっている。

 シーズン前半の最後を飾る第11戦ハンガリーGP。例年なら蒸し暑い陽気のハンガロリンクだが、今週末は連日変わりやすい天候、土日は降水確率60%という予報が出ている。とはいえ現地時間午前11時30分からのFP1は雲ひとつない快晴、気温30度、路面温度53度のコンディションで始まった。

 アルファロメオはキミ・ライコネンに代えて、リザーブドライバーのロバート・クビサが出走した。クビサは2006年、ポーランド初のF1ドライバーとしてこの地でレースデビューした。さらに2017年のレース後に行われた合同テストでは、ラリーでの大怪我から6年ぶりに復帰し、総合4番手タイムを叩き出した地でもある。

ロバート・クビサ(アルファロメオ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP ロバート・クビサ(アルファロメオ)

 タイヤへの負荷が比較的大きくないサーキットでもあり、C2、C3、C4のコンパウンドが選択されている。セッション序盤はほとんどのドライバーがハードタイヤ(C2)を選択。1分19秒台のトップタイムを出したフェルスタッペンは、「ハードのグリップがすごくいい」と、最初から好感触だ。メルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスも同じタイヤで2、3番手に食い付く一方、ペレスのペースがなかなか上がらない。その間にもフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田がスピンを喫するが、自力でコースに復帰した。

 開始後20分を過ぎて、多くのドライバーがソフトタイヤの一発タイムを出しに行った。まずボッタスが1分17秒616でトップに。コンマ3秒落ちでハミルトンが続く。そして3番手にはガスリーがつけた。しかしすぐにカルロス・サインツ(フェラーリ)が、0.026秒差でその座を奪った。「毎ラップ、トラフィックに捕まっている」と訴えるシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、6番手に留まっている。

 40分を過ぎたところで、角田がターン4でコースアウト。リヤからタイヤバリアにぶつかり、そのまま止まってしまう。セッションは5分間の赤旗中断となった。その後ソフトを履いたフェルスタッペンが、1分17秒555で再びトップに立った。しかしペレスはトラフィックに捕まったこともあって、フェルスタッペンからコンマ9秒落ちの8番手に留まった。

 このセッショントップはフェルスタッペンで、ボッタス、ハミルトンが続き、4番手サインツ、5番手ガスリー、6番手アロンソ。クラッシュで18周しか走れなかった角田は、12番手に終わった。

バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2021年F1第11戦ハンガリーGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
ランス・ストロール(アストンマーティン)
2021年F1第11戦ハンガリーGP ランス・ストロール(アストンマーティン)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)


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