7月31日現地時間15時、第11戦ハンガリーGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。
心配された雨は降らず、好天の下で気温は29度、路面温度は59度という暑いコンディション。FP3でクラッシュを喫したミック・シューマッハー(ハース)はギヤボックス交換が必要なダメージを負っており最後尾グリッドが決まったこともあり、マシン修復が間に合わないと判断して予選出走を断念している。
Q1では角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が先頭でコースイン。金曜のクラッシュで走行時間を大幅に失った角田はダブルクールダウンラップを挟みながら連続でアタックしていく。
各車ともソフトタイヤで臨んだ1回目のアタックでまずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が1分16秒214のトップタイムを記録し、ハミルトンが0.210秒差の2番手、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が0.396秒差の3番手に続き、4番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、5番手にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がつけセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は1.019秒差の9番手に留まった。角田は計測2周目でトラフィックに引っかかりノックアウトゾーンの16番手でアルファロメオ勢の後塵を拝する。
残り3分で6番手ランド・ノリス(マクラーレン)と11番手ランス・ストロール(アストンマーティン)以下の各車が2回目のランに向かい、メルセデスAMG勢は中古のソフトで確認走行を行う。
ここで各車がタイムアップを果たすなか、角田は0.2秒しかタイムを伸ばすことができず16番手でQ1敗退となった。17番手ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、18番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、19番手ニキータ・マゼピン(ハース)もQ1敗退となっている。