2021年F1第11戦ハンガリーGP決勝は、スタートで多重クラッシュが発生。8番グリッドスタートからこの多重クラッシュを回避し、順位を上げたエステバン・オコン(アルピーヌ)が、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)との接戦の末、自身F1初優勝を獲得しました。今回はそんなハンガリーGPの様子を、熱田護カメラマンが歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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夏休み前、こんなレースになるとは!
オコン選手が勝つという予想をした人はいたのでしょうか?
いろいろありました!
フォトグラファーズルームを出たのはドライバーズパレードの前、その時は晴れてました。ほとんど雲もないような、金曜日のような晴れ。
ホームストレートでグリッドの写真を撮ろうと思っているうちに曇ってきて、知り合いのカメラマンにグリッドにマシンが来たくらいから雨になるよと教えてもらって、またまたって半信半疑。
そしたら、本当に降ってきた。
グリッドでは、ヘルメットバイザーを雨用に変更したりとか慌しい感じ。
予定では最終コーナーで後ろからスタートを撮ろうと思ってました。
でも、雨が降ってきたから1コーナーで何かあるかもしれないから……どうする???どうする???
でも、雨しぶきの後ろ姿も捨てがたい……むむう、と悩むものの初志貫徹だ! と決めたら、1コーナーで色々ありましたね……
そんなものです。
ある意味慣れています……
これが最終コーナーからの写真。
雨は、しばらくポツポツと降っていました。
でも、水しぶきが上がるほどの勢いがない……
そしてスタートの大混乱があり。赤旗中断。
そして再スタート!
たった1台のスタートって、僕は経験ないです。
それも、ポールシッターのハミルトン選手だけという。
他の選手は、ドライタイヤに交換してピットレーンに整列していたそうで。
でもなんで、ハミルトン選手はこうすることを選んだんだろう???
まあ、おかげで面白くなったんだけどね。
空には雲が出たり無くなったり色々変化して面白かったです。
追い抜きが難しいコースなので、結構連なって走るシーンが随所に見られました。
トップ争いは、オコン選手とベッテル選手の2台がずーっとこんな感じ。
こんなレースは久しぶりな感じ。
新鮮な感じですよね。
たくさんのお客さんが来場。
でも、いつもの7割くらいな感じの入場者数。