フェリペ・ナッセは、過去2シーズンにわたるF1でのキャリアで示したパフォーマンスは来年のザウバーのシートにふさわしいものであると確信しており、今年チームにもたらしたポイントはスポンサー以上の価値があるはずだと主張した。
ナッセは主要な個人スポンサーであったブラジル銀行の後ろ盾を失ったこともあり、2017年のシートをまだ獲得していない。
ザウバーと交渉を行ってはいるものの、シート争いの序列で彼はパスカル・ウェーレインとリオ・ハリアントの次にいると考えられている。
「シートにふさわしい仕事をするため、できることはすべてやってきたと思っている」今年ザウバーに唯一の入賞をもたらし、2ポイントを獲得したナッセはそう語った。
「僕はF1で求められる結果を実現することができたんだ」
「チャンスが来たらそれをものにしたし、チームのためにポイントをもたらした」
「デビューイヤーの昨年は27ポイントを獲得して、ザウバーをマクラーレンの上に押し上げた」
「今年は数多くの困難に見舞われたけど、レースのなかでチャンスを見つけたときには(ポイント獲得に)ものすごく近づいたし、ブラジルでは実際に入賞してみせた」
「2年間全体で考えれば、僕はチームが求める結果を出すために走り、その位置にいたのは確かだ」
「だからもし自分が来年もここにいなかったらかなりがっかりするだろうね」
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