ニコ・ロズベルグの突然の引退により、2017年のメルセデスF1チームに空席ができ、そのドライバー候補のひとりとしてフェルナンド・アロンソの名前が挙がっているが、アロンソ本人がマクラーレン・ホンダを離れるつもりはないとチームに対して明言したことが分かった。
ルイス・ハミルトンのチームメイトの座に大きな関心が集まっており、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは何度か、ロズベルグの後任選びのスタンスについて述べている。そのなかで、アロンソやフェラーリのセバスチャン・ベッテルといった、現チームとの契約を持つスタードライバーを引き抜き、ライバルチームの妨害をするのは気が進まないと語る一方で、そうする可能性はゼロではないと認めており、アロンソの起用については検討すべきであるとも発言した。
これを受けてマクラーレン・テクノロジー・グループの新エグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンと、チームのレーシングディレクター、エリック・ブーリエはともに、アロンソとは2017年の契約を結んでいると強調し、移籍の可能性を否定。長くアロンソをサポートしてきたフラビオ・ブリアトーレもそれに同調した。
2015年にマクラーレンに戻った際、アロンソは3年契約を結んだため、2017年末まで契約が残っている。
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