2015年F1シンガポールGPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは11位、セルジオ・ペレスは13位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=11位
トップ10入りを果たせなくてがっかりしているけれど、11番手からでもいいレースをする自信がある。
どういうわけか、期待していたような調和やパフォーマンスがなく、バランスにも昨日ほど満足できなかった。最後のフリー走行でセッティングを追求し、予選前にいくつか変更を加えたが、それでもスイートスポットを見つけることができなかった。
マシンはオーバーステアがひどく突然滑るような状態で、1周をうまくまとめるのが簡単ではなかった。
明日に向け、戦略に関して正しい決断を下すことが重要になる。過去数年、ここでのレースがどれだけ予測不可能な展開になり得るかを見てきた。タイヤ、特にリヤタイヤのデグラデーションが高く、毎年厳しいレースになる。
周囲のチームはパフォーマンスが拮抗しているようだ。トラブルを避けつつ、戦略面で正しい判断をしていく必要がある。
セルジオ・ペレス 予選=13位
Q3進出は可能だと思っていたからがっかりしている。Q2終盤に黄旗が出て、その時のラップを走り切ることができなかった。それがベストラップになるはずだったから残念だ。でも時には物事が思うように運ばないこともある。
13番手は僕らの本来のペースを反映した位置ではないと思う。今週末はとてもいい仕事をしてきたし、大きな前進を果たすために今後も努力していく。
明日やれることはいくらでもある。ストリートサーキットでの長いレースだから、何が起きてもおかしくない。ここはオーバーテイクが簡単ではないので、中段グループでのスタートだと苦労することになりそうだ。でもいい戦略を使って乗り越えてみせるよ。すべてのチャンスを最大限に生かせるよう準備しておく必要がある。