2015年F1シンガポールGPの日曜決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは優勝を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=1位
信じられないようなレースだった。週末全体が信じられなような展開で、まだうまく言葉にできない。
長く激しいレースだった。後ろのダニエル(・リカルド)からプレッシャーを受けていた。今日は僕ら2台が最速だったね。でも僕はペースをコントロールし、タイヤをうまく管理して走ることができた。タイヤは週末を通して問題なく走ってくれた。
マシンの感触は素晴らしかった。最後までギャップをコントロールすることができた。今日は天国にいるような気分だけど、まだ先は長い。
メルセデスが今週末速さを発揮しなかったのは驚きだ。理由は分からないけれど、正直言うと僕らにとっては何だってかまわない。
今日はチームのためにいい結果を出せてすごく嬉しい。このチームに加わって以来、皆が山のような作業に取り組んできた。
今後のレースでも100パーセント プッシュしていく。これまでどおり全力を尽くすよ。チャンスがあるなら、やれるだけのことをやらなければ。倒すべき相手はメルセデスだけど、僕らにできる最善の戦い方は、自分たちのことだけを考えて、やれる限りのことをやることだ。
(残り6戦、フェラーリはメルセデスにチャレンジできるかと聞かれ)今回のような週末が続くなら「イエス」だよ。でも僕らは自分たちのことに集中してやれるだけのことをやるしかない。彼らがどんな戦いをするかは僕らがどうこうできることじゃないからね。僕らにもまだ小さなチャンスがある。不可能を可能にすることができるかもしれない。もちろんトライしてみるよ!