2015年F1シンガポールGPの日曜決勝で、ロータスのロマン・グロージャンは13位、パストール・マルドナドは12位だった。
■ロータスF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=13位(完走扱い)
今日はアグレッシブな戦略を用意していた。うまくいっていたと思うよ。一時は8位を走っていたんだから。でも最初のバーチャルセーフティカーがかなり痛かった。
1周目にたくさん順位を落とした。クルマがスライドしまくっていた。ハンガリーやモナコとは違って、あまり僕らと相性のいいサーキットではないと分かっていたから、苦労することは予想していたけどね。
レース終盤はタイヤがほとんど終わっていた。だからポイント圏外に落ちるとすぐ、リタイアを決めた。ギヤボックスに心配な点があったので、日本でペナルティを受けるリスクは冒したくなかった。
パストール・マルドナド 決勝=12位
本当に難しいレースだった。マクラーレンから受けた接触は軽いものだったけれど、それでもディフューザーが壊れた。
僕はイン側でポジションを守ろうとしていた。ジェンソンがどこで僕を抜こうとしていたのかは知らない。でも接触が起きた場所はすごく狭いコーナーだ。オーバーテイクするなんて無理だった。
あの時はタイヤを長く持たせようと努力していた時だったが、ダメージを受けたことでリヤのパフォーマンスが低下した。悲しいことにペースを維持することも、タイヤをうまく持たせることもできなくなった。そのため予定外のピットストップをする羽目になった。