2015年F1シンガポールGPの日曜決勝で、マノー・マルシャのウィル・スティーブンスは15位、アレクサンダー・ロッシは14位だった。
■マノー・マルシャF1チーム
ウィル・スティーブンス 決勝=15位
全体的にいい週末ではなかった。今日は僕にとって今シーズンのベストスタートを決めたけれど、残念なことに1周目にミスをしてポジションを落とした。
セーフティカーは有利に働き、いい状態のときには全力でプッシュした。でも終盤はリヤタイヤのデグラデーションがかなりひどくなってしまった。
このストリートコースでレースをするのをすごく楽しんでいただけに残念だ。でも時には物事が自分の思いどおりに行かないこともある。できれば次の鈴鹿ではいつもどおりのレースができるといいな。
アレクサンダー・ロッシ 決勝=14位
F1デビューが実現するまでには本当に長い時間がかかった。だからこそ今日は特別な一日だった。ここに至るまでのすべての努力が報われ、シンガポールのストリートコースで初めてのF1グランプリを戦うことができて、最高の気分だった。
レースは平穏だったとは言えない。スタートはあまりいい出来ではなかった。F1のスタート手順は初めての経験だったんだ。これから慣れていく必要がある。でもその後うまく挽回し、ターン5への進入をうまく決めてチームメイトを追い抜いた。
すべてうまくいっていたけれど、レース中盤、無線が使えなくなった。大変だったよ。2回目のセーフティカーの際に、いつ周回遅れを取り戻せばいいのか、チームから指示を受けることができなかったんだ。
それでもすべてをうまくやることができたと思う。僕のグランプリデビューを成功させるためにチームは努力を惜しまず、あらゆることを行ってくれた。彼らに心から感謝している。