セルジオ・ペレスは、自らのアグレッシブさをコントロールし、マシンをオーバードライブさせないよう務めたことが、2016年シーズンをキャリアベストの成績で終えられた鍵になったと考えている。
ペレスは2016年を通じて5戦を除くすべてのレースでポイントを獲得。獲得ポイントは初めて100を超え、ドライバーズランキングで彼のF1キャリア最高位となる7位を獲得した。
モナコGPとヨーロッパGPでは表彰台に立ち、シーズン後半10レースのすべてでポイントを獲得。フォース・インディアがウイリアムズを抜いてコンストラクターズ選手権で4位を獲得するのに重要な役割を果たした。
ペレスはF1での6年間でザウバー、マクラーレン、フォース・インディアでレースをしてきたが、2016年に彼が一貫性を保てたのは“経験”が鍵だったと語った。
「毎戦、予想以上の成果を上げようとはしないようにしている。僕はキャリアのほとんどを中団のチームで過ごしたから、いつでも戦前の予想を超える成果を出そうとしていたんだ」とペレスは述べた。
「何度かそのようなアプローチを取った。もしマシンに10位を獲得する性能があったら、僕はそれを上回る7位を目指そうとしてきた。でもそれは間違いだった。僕が学んだことは、マシンの性能を最大限に引き出すことだ。冷静な思考を持ち、アグレッシブさをコントロールする術を学んだ」
「僕はまだ若い。これから何年もかけて多くのことを学べるはずだ」
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