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F1 ニュース

投稿日: 2021.09.06 15:00
更新日: 2021.09.06 15:05

レッドブル・ホンダ密着:抜群のスタート、危なげない走りで今季7勝目。観客を熱狂させ続けたフェルスタッペン

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F1 | レッドブル・ホンダ密着:抜群のスタート、危なげない走りで今季7勝目。観客を熱狂させ続けたフェルスタッペン

 日曜日の第13戦オランダGPも、朝から多くのオレンジ軍団がザントフォールト・サーキットに詰めかけた。

レッドブル・ホンダ密着
ザントフォールトに集まったオレンジアーミー
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ザントフォールトに集まったオレンジアーミー

 そのオレンジ軍団がこの日行われたレースで熱狂した瞬間が、4回ある。まず最初は、スタートの瞬間だ。ブラックアウトの瞬間、反応よく飛び出したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。スタートダッシュのあまりのよさに、2番手からスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)も「まるでロケットのようだった」と脱帽。3コーナーでは早くも後続に大きな差を築いていた。

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フェルスタッペンは抜群のスタートを決め、早々に2番手以下を引き離し始めた

 次は1回目のピットストップ。抜きどころがないザントフォールトではピットストップが勝敗を大きく左右する。レース前の予想では1ストップが主流になるとの見方から、最初のピットストップに注目が集まった。先に動いたのは2番手を走るハミルトン。コース上で抜けないので、アンダーカットを仕掛けてきた。その翌周、フェルスタッペンがこれに反応してピットイン。静止時間2.1秒でピットアウトしたフェルスタッペンが、ハミルトンよりも前で本コースに合流した瞬間、スタンドがどっと沸いた。

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静止時間2.1秒でピットアウトしたフェルスタッペン

 3回目はハミルトンとメルセデスが2回目のピットインをしてきたとき。この揺さぶりにもレッドブル・ホンダとフェルスタッペンは迅速に対応し、トップの座を堅持した。

 その後、フェルスタッペンはハミルトンに1.6秒差まで縮められる瞬間もあったが、最後まで危なげない走りを披露。

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2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
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2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 オレンジ軍団が最後に歓声をあげたのが、フェルスタッペンがトップでファイナルラップに入ったとき。この段階ですでにスタンドからは発煙筒が焚かれ、スタンドは総立ち状態。フェルスタッペンがトップのまま最終コーナーを通り過ぎたあたりからは、その興奮は最高潮に達した。さらにフェルスタッペンがチェッカーフラッグを受けた瞬間、フェルスタッペンの母国グランプリ初優勝とオレンジ軍団を祝うかのようにスタート・フィニッシュライン上のブリッジの上から花火が打ち上げられた。

 この瞬間が、今年のオランダGPで最もオレンジ軍団が盛り上がった瞬間だった。

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フェルスタッペンがファイナルラップを迎えると、スタンド席では発煙筒が焚かれた
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フェルスタッペンがファイナルラップを迎えると、スタンド席では発煙筒が焚かれた
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チェッカーフラッグを受けると、花火が打ち上げられた


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