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F1 ニュース

投稿日: 2016.12.17 09:42

2016年F1トップ10ドライバー(1)フェラーリとの蜜月時代を終えたベッテルの苦闘

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F1 | 2016年F1トップ10ドライバー(1)フェラーリとの蜜月時代を終えたベッテルの苦闘

 英AUTOSPORTが、2016年F1のトップ10ドライバーを選出した。21戦の全セッションの結果と、ドライバー、チームの主要メンバー、専門家への取材を通してジャーナリストたちが得た情報をもとに、綿密に観察、分析した結果、選ばれた10人は……? 今回はパート1として10位から7位を紹介する。

■10位 セルジオ・ペレス

予選で向上、優秀なオールラウンドプレイヤーに成長
(フォース・インディア 最高位3位 ランキング7位)

セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

 2016年もペレスは見事な仕事をした。初めて1シーズンのうちに100ポイント以上を獲得、キャリアベストのランキング7位を達成した。

 2015年シーズン中盤から一貫して優れたパフォーマンスを発揮しており、その好調さを2016年も維持した。

 全体的に見ればチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグの方が少しパフォーマンスがよかったが、ペレスは善戦した。予選のチームメイトバトルでは12対9でヒュルケンベルグに敗れたものの、21戦中14戦でふたりの差は0.2秒以下だった。ペレスがザウバー時代からどれだけ予選で進歩したかが分かる。

 バクーで予選2位を獲得、決勝で3位表彰台に上ったのは見事だった。FP3をクラッシュで終え、ギヤボックス交換でグリッド降格ペナルティを受けたが、素晴らしい挽回を果たした。

 ペレスは優秀なオールラウンドプレイヤーに成長した。あまり派手ではないが、予選では間違いなく向上している。タイヤマネジメントのスキルに関し、系統的で自己分析的なアプローチをとったことで、決勝ではまるで機械のように正確な走りができるようになった。

 チャンスが訪れたときにはほぼ必ずそれをものにしている。2016年にフォース・インディアはF1キャリアのなかでベストの成績を収めたが、ペレスの貢献が大きかったのは間違いないだろう。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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