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F1 ニュース

投稿日: 2015.09.26 12:13
更新日: 2016.12.19 12:16

メルセデスが1-2、リカルドが好調維持の3番手

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F1 | メルセデスが1-2、リカルドが好調維持の3番手

 2015年F1第14戦日本GPの土曜フリー走行は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 終日にわたって雨に見舞われた金曜から一転、朝から青空がのぞいた土曜日の鈴鹿。12時から行われたフリー走行では今週末初めてドライタイヤを履いたドライバーたちが積極的に周回を重ねていった。

 コースグリーンとともに60分のセッションが幕を開けると、ピット出口に待機していた多くのマシンが順番にスタート練習を行いながら続々とコースイン。隊列の先陣を切ったレッドブルのダニエル・リカルドはそのままのハードタイヤで計測ラップに向かうと、さっそく1分36秒392というタイムをマークしてくる。
 リカルドは、続く周回もベストタイムを塗り替えると、開始10分過ぎには5周を走ったハードタイヤから早くもミディアムタイヤに履き替え、1分34秒台に突入と、ウエットセッションで好調だった高いマシンバランスをドライコンディションでも発揮した。

 一方、メルセデスとフェラーリは前半を決勝を見据えたロングランのプログラムにあて、メルセデスはハードタイヤ、フェラーリはミディアムタイヤで10周程度のロングランに取り組み、メルセデスは1分38秒台の後半からスタートし、その後1分39秒台へと推移。ミディアムのフェラーリは1分38秒台後半から1分39秒、1分40秒台へと推移していった。

 残り25分を切ると、メルセデスの2台は新品のミディアムタイヤでアタックをかけ、ここで1分33秒995をマークしたロズベルグがトップに浮上。チームメイトのルイス・ハミルトンも約コンマ3秒差で2番手につけ、メルセデスが1-2態勢を築く。

 これに対し、残り10分を切って2セット目の新品ミディアムを投入したフェラーリ2台は、キミ・ライコネンが1分35秒082で6番手、セバスチャン・ベッテルは1分35秒222で8番手に終わり、4番手と5番手につけたウイリアムズ勢にも届かず。そのウイリアムズ2台の前には、序盤からの好調をキープしたレッドブルのリカルドが中盤のミディアムタイヤで記録した1分34秒497というタイムで3番手につけている。

 また、レッドブルと並んで序盤から好タイムをマークしていたトロロッソのマックス・フェルスタッペンがフェラーリ2台に割って入る7番手に進出。チームメイトのカルロス・サインツJr.も10番手に食い込むなど、トロロッソのルーキーふたりがドライ路面の鈴鹿でも印象的なパフォーマンスをみせた。

 注目のマクラーレン・ホンダは、15周を重ねたジェンソン・バトンが12番手、18周のフェルナンド・アロンソが16番手で、10番手のサインツJr.からは1秒以上の後れとなっている。


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