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F1 ニュース

投稿日: 2021.10.10 14:55
更新日: 2021.10.10 14:56

ホンダF1田辺TD予選後会見:4台の結果はポジティブ「一番悔しいのはメルセデスが1-2を独占したこと」

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F1 | ホンダF1田辺TD予選後会見:4台の結果はポジティブ「一番悔しいのはメルセデスが1-2を独占したこと」

 2021年F1第16戦トルコGPの予選は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)3番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)5番手、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)7番手、そして角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が10番手という結果だった。ホンダドライバー4人が全員Q3に進出したのは、7月の第9戦オーストリアGP以来となる。

 朝からの雨が残り、路面が徐々に乾いていく難しいコンディションの予選だったが、ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターは、「その状況に足をすくわれず、不本意なポジションで予選を終えたドライバーがいなかった。いい予選ができた」と、素直に喜んでいた。

 しかし一方で、メルセデス2台が1-2タイムを独占したことが「一番悔しかった」とも。「4台が気持ちよく走って、いい結果を残せれば」と、レースへの期待を語っていた。

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──土曜日は朝から雨が降るコンディションでした。

田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):なかなか難しいセッションでした。15時からの予選では雨は止んでいたのですが、路面はところどころ濡れたところが残っていました。さらにQ1が始まってすぐに雨が降るという予報もあり、実際に少し雨が降り出し、マックス(・フェルスタッペン)を始めスピンやコースオフするクルマが続出しました。

──そこからは雨が止み、路面が徐々に乾いていくコンディションになりました。

田辺TD:我々の4台に関して言えば、その状況に足をすくわれず、不本意なポジションで予選を終えたドライバーがいませんでした。いい予選ができたと思います。

──ホンダパワーユニットを搭載する4台がQ3に進んだのは、7月のオーストリアGP以来でした。

田辺TD:ポジティブな結果の予選だったと思います。ただ一番悔しいのは、メルセデスの2台が1-2タイムを独占したことです。とはいえ金曜日のラップタイム差から言えば、そこからかなり差を詰めてきたと言えるのではないでしょうか。そんな予選結果でした。

──予選最速だったルイス・ハミルトン(メルセデス)は、決勝レースでは10グリッド降格で11番手スタートです。

田辺TD:はい。4台ともに順位が繰り上がり、2、4、6、9番手スタートとなります。日曜日はほぼドライ路面でのレースになりそうです。このところ4台が気持ちよく走りレースを終えたことがあまりなかったので、今回こそ、それを実現したいです。本来なら鈴鹿での日本GPだったはずの今週末に、いい結果を残せればと思っています。

2021年F1第16戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第16戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第16戦トルコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第16戦トルコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

■決勝はハミルトン11番手という状況を最大限味方につけ、いい結果を出す


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