本来ならば鈴鹿で日本GPが開催され、ホンダF1最後の母国GPとなっていたはずの週末。特別仕様のカラーリングで臨んだレッドブルF1と、リヤウイングに「ありがとう」の文字が描かれたアルファタウリF1は、エンジン交換で10グリッド降格となったルイス・ハミルトンに対し、総力戦で表彰台登壇を阻む戦いを見せた。そんなトルコGPの週末を選手や関係者のSNSで振り返る。
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白いスーツに身を包み、2-3フィニッシュを果たしたレッドブル勢の表情に満足感が漂う。メルセデスF1優位といわれたイスタンブールでハミルトンを5位に退けたことは、大きな収穫だった。
今シーズンいちばんの並走バトル。何度も「勝負あった」と思われるような状態から高度な攻防が繰り返された。まるで囲碁や将棋を見ているような、相手の何手も先を読みながらのハイレベルな駆け引きを堪能させてもらった。
メルセデスF1バルテリ・ボッタスが今季初優勝でF1通算10勝目を達成。すでに来季はアルファロメオF1への移籍が決まっているボッタスは、残りのレースを自分のために走るのか、それともチームのために走るのか?
各チームとも激しい摩耗により、もはやスリックタイヤと化したインターミディエイト。
■「想いは、日本とともに」。スペシャルカラーのホンダ勢
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