マクラーレン・レーシングのCEO、ヨースト・カピートがチームを離脱することになりそうだ。カピートはマクラーレンでの新業務を9月にスタートしたばかりだった。
カピートは現在もマクラーレンの従業員だが、すでに日々の業務は行っていない。
2016年1月にフォルクスワーゲン・グループのモータースポーツディレクターを務めるカピートがマクラーレンと契約したことが発表され、9月に彼はチームに加入した。
しかしカピートを起用したのは当時グループの会長およびCEOを務めたロン・デニスであり、デニスはその後、2017年1月15日までの契約がありながらその職を奪われ、ガーデニング休暇に入った。その影響でカピートのポジションは確実ではないとの見方が出てきていた。
カピートはフォルクスワーゲンをドライバーズおよびコンストラクターズ選手権において4年連続チャンピオンに導くなど、モータースポーツにおいて輝かしい経歴を持っているものの、レーシングディレクターであるエリック・ブーリエとの職務の住み分けができるのかという疑問も生じていた。
英AUTOSPORTの取材に対し、マクラーレンはノーコメントの姿勢を貫いている。
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