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F1 ニュース

投稿日: 2021.11.08 06:44
更新日: 2021.11.08 07:22

スタートで首位を奪ったフェルスタッペンが連勝。ハミルトンが2位を死守、ペレスは初の母国表彰台【決勝レポート/F1第18戦】

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F1 | スタートで首位を奪ったフェルスタッペンが連勝。ハミルトンが2位を死守、ペレスは初の母国表彰台【決勝レポート/F1第18戦】

 11月7日現地時間13時、2021年F1第18戦メキシコGPの決勝が行われた。

 気温は20度、路面温度は40度。

 年間3基を超えるパワーユニットを投入した4台はグリッド降格ペナルティを科され、予選結果に準じて17番手角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、18番手ランド・ノリス(マクラーレン)、19番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、20番手ランス・ストロール(アストンマーティン)というグリッド順となった。ストロールは予選でのクラッシュでギヤボックスも交換している。6戦連続使用前にギヤボックス交換を行なったジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)は5グリッド降格ペナルティを受け、この4台を除いたなかでの最後尾16番グリッドからのスタートとなった。

 Q3進出組のなかで角田だけがソフトタイヤスタートで、タイヤを自由に選択できる後続ではオコンだけが新品ソフトを履き、それ以外は全車がミディアムタイヤを選択している。

 スタートでポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)の加速はクラッチミートの後の伸びが僅かに鈍く、2番グリッドのルイス・ハミルトン(メルセデス)が早々に並びかける。3番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)もボッタスのアウト側に並び、ターン1でレイトブレーキングでアウトから一気に前へ。ハミルトンは2番手でターン1に飛び込み、その後方のボッタスはイン側でロックアップして止まりきれなかったダニエル・リカルド(マクラーレン)に突かれてスピンを喫する。ターン2でイン側ランオフエリアに逃げたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は混乱を避けて3番手に上がった。

 ターン2の入り口ではオコンのアウト側でミック・シューマッハー(ハース)が弾き飛ばされてリタイア。角田も行き場を失ってオコンのイン側で弾かれてマシンを壊しリタイアとなってしまった。

2021年F1第18戦メキシコGP スタートシーン
2021年F1第18戦メキシコGP スタートシーン
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第18戦メキシコGP 接触によりリタイアとなった角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

 ボッタスとリカルドは1周目にピットインしてハードタイヤに履き替え最後まで走り切る戦略に切り替える。

 中団グループで大きな混乱があったためオーダーは大きく変動し、首位フェルスタッペン、2番手ハミルトン、3番手ペレス、4番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、5番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、6番手にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、7番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、9番手ラッセル、10番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)となった。


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