ルノーF1チームのチーフテクニカルオフィサー、ボブ・ベルは、ジョリオン・パーマーが2016年シーズン中を通して存在感を増し続け、「本当に進歩した」と述べた。
パーマーは、雨模様となったモナコGPではホームストレートでコントロールを失いマシンを大破させるなど、デビューイヤーとなった今シーズンは幾度となくクラッシュに見舞われていた。
しかし、スピンを喫してポイント獲得は逃したものの、ハンガリーGPで行ったセットアップによってパーマーは突破口を開いた。そして、マレーシアGPではついに10位入賞を果たし、F1参戦初年度を力強いものにした。
またパーマーは、フォース・インディアからニコ・ヒュルケンベルグが移籍してきたことによって、ひとつになったルノーのシート争いでもケビン・マグヌッセンに勝利している。
「ジョリオンがF1でフルシーズンを過ごし、マシンや操縦に慣れ、それをフル活用できるようになるのにどれだけ時間がかかったのかはわからない」とベルは語った。
「彼にとっては単に学んでいるだけだったかもしれない。いずれにせよ、彼は本当に進歩したよ」
「理由が何であれ、進歩することが重要なんだ」
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