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F1 ニュース

投稿日: 2021.11.15 04:20
更新日: 2021.11.15 05:15

10番手スタートのハミルトン、フェルスタッペンとの激戦を制して大逆転優勝。通算101勝目【決勝レポート/F1第19戦】

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F1 | 10番手スタートのハミルトン、フェルスタッペンとの激戦を制して大逆転優勝。通算101勝目【決勝レポート/F1第19戦】

 11月14日現地時間14時、F1第19戦ブラジルGPの決勝が行われた。

 晴天に恵まれ気温は23度、路面温度は39度まで上がっている。

 スプリント予選を5番手で終えたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ICE投入で5グリッド降格ペナルティを科され10番グリッドからのスタート。キミ・ライコネン(アルファロメオ)はスプリント予選後にリヤウイングを別仕様に交換してピットレーンスタートとなった。

 自由選択のスタートタイヤは15番グリッドの角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)だけがソフトタイヤ、それ以外は全車がミディアムタイヤの新品で、アストンマーティン勢は皮むきを行っただけのミディアムタイヤを履いている。

 スタートでポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)は加速が鈍く、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がインに飛び込んで2台は並んでターン1へ。ボッタスは押し出されるかたちになりターン4ではオーバーシュートしてセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)にも抜かれて3番手に後退し、レッドブル勢が1-2体制を形成する。

2021年F1第19戦メキシコGP スタートシーン
2021年F1第19戦メキシコGP スタートシーン

 後方ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が好スタートを決めてターン4でカルロス・サインツ(フェラーリ)のインに入り、フェラーリ勢は2台揃ってコースオフするがルクレールが4番手に上がる。ハミルトンも好スタートで8番手まで上がり、ターン6〜7でアウトからピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)を抜いて7番手へ。さらに3周目のターン1でサインツを抜いて5番手、4周目にはルクレールを抜いて4番手。5周目にはボッタスとポジションを入れ換えて3番手まで浮上してきた。

 ランド・ノリス(マクラーレン)は発進加速が鈍かったサインツの前に出るが、直後に接触してパンクを喫しピットに戻る。角田は5周目のターン1でランス・ストロール(アストンマーティン)のインを突くが接触してフロントウイングと右側バージボードに大きなダメージを負ってピットインしハードタイヤに交換する。ターン1〜2にはデブリが散乱し、この処理のためセーフティカー導入となった。

ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第19戦ブラジルGP ノリスはスタート直後にサインツと接触し、パンクを喫した

 順位は首位フェルスタッペン、2番手ペレス、3番手ハミルトン、4番手ボッタス、5番手ルクレール、6番手サインツ、7番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、8番手ガスリー、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)。

 レースは10周目に再開となり、フェルスタッペンはギリギリまで引っ張って加速し首位を守る。ボッタスはルクレールにアウトに並ばれるがなんとかポジションを守った。角田は集団の最後尾からウイリアムズ勢を抜いて行く。


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