2021年F1第20戦カタールGPの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキット。MotoGPの開幕戦を開催していることで有名だが、F1を開催するのは初めてだ。そこで今回はロサイル・インターナショナル・サーキットのすべてコーナーに加え、ピットントリーや縁石などを写真で紹介しよう。
────────────────────
メインストレート:約1kmあり、唯一のオーバーテイクポイント。
ターン1:ザントフォールトのターン1『ターザン』に似ている。イン側にゲスト席があるところもそっくり。
ターン1出口:1コーナーのブレーキングで無理するとこの出口が厳しくなる。
ターン2入口:少しバンクがついていて、ターン3へ向けて加速していきたいポイント。
ターン3:高速の右ターン。イン側に小さなソーセージ縁石があり、ショートカットできない。
ターン3〜4:短いストレート区間。
ターン4〜5:直角の右連続コーナー。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が「ツインリンクもてぎに似ている」と表現したように、もてぎのターン1〜2、ターン3〜4に似ている。
ターン6入口:このサーキットで最も車速が低くなるヘアピン。右奥に見える細い道は、MotoGPで使用されているペナルティを受けたライダーが通過するロングラップペナルティレーン。
ターン6:奥が本コースで手前がロングラップペナルティレーン。
ターン7:角田が「このコースで最も難しい」と言ったターン7。
ターン8:8コーナーを進行方向逆から見た写真。奥に見えるのがターン7。
ターン8〜9:コース図を見るだけだとターン8はコーナーではないように見えるが、実際にはこのように左にかなり曲がっていて、続くターン9に向けてS字のようになっている。
ターン8:ほとんどフラットなコースだが、ターン8には若干の起伏がある。