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F1 ニュース

投稿日: 2021.11.20 01:01
更新日: 2021.11.20 01:20

カタールGP FP2:初日はボッタスが最速。レッドブル・ホンダはDRSに不具合発生もフェルスタッペン3番手

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F1 | カタールGP FP2:初日はボッタスが最速。レッドブル・ホンダはDRSに不具合発生もフェルスタッペン3番手

 2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは8番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは2番手、角田裕毅は7番手となっている。

 FP2の始まる現地時間午後5時の時点で、気温は27度とまだ高いものの、路面温度は32度と10度下がっている。この時期のカタールの日没時間は午後4時45分。すでに日は沈み、サーキット周辺は急速に夕闇に包まれ始めた。

 セッション開始後5分、ミディアムタイヤを履いた角田がいきなりトップに立った。その後はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、そしてルイス・ハミルトン(メルセデス)らに先行されるものの、自己ベストを1分24秒233まで伸ばして再び上位に復帰した。

 その後はボッタスがミディアムで1分23秒324の最速タイムを出し、ハミルトン、フェルスタッペンに先行する。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が、「フロアを縁石で擦った。チェックしてくれ」と言いながらピットに向かった。一方ニキータ・マゼピン(ハース)はFP1でフロアに大きなダメージを負い、シャシー交換のために1周も走れないままこのセッションを終えた。

 フェルスタッペンがガレージにこもったまま、なかなか出てこない。リヤウイングのDRSを作動させた際に、最上部のフラップがぐらぐらと揺れ続ける不具合が出ていた。しばらくしてフェルスタッペンはコース復帰できたが、今度はペレスも同じトラブルに見舞われ、応急措置を余儀なくされた。

 開始後20分ほどして各車次々にソフトタイヤに履き替え、ボッタスがこのタイヤでもトップに立った。ガスリー、ハミルトンが続き、フェルスタッペンはターン10で膨らんだこともあって4番手が精いっぱいだ。それでもソフトで周回を重ね、何とかハミルトンをしのいで3番手まで順位を上げた。

 セッション後半はロングランに移行し、ボッタスはミディアムで1分28秒台前半のペースを安定して刻む。ミディアムのデグラデーションはほとんどないのか、終盤には1分22秒台までタイムを縮めた。

 このセッション最速はボッタス、2番手にはFP1に続いてガスリーが入り、3番手にフェルスタッペン、4番手ハミルトン、5番手ランド・ノリス(マクラーレン)、6番手ストロール。そして7番手に、チームメイトからコンマ3秒落ちで角田がつけた。ペレスはリヤウイングの不具合も影響したか、8番手だった。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第20戦カタールGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第20戦カタールGP ランド・ノリス(マクラーレン)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第20戦カタールGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第20戦カタールGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2021年F1第20戦カタールGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)


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