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F1 ニュース

投稿日: 2021.12.02 16:04
更新日: 2021.12.02 16:11

アンドレッティ、アルファロメオと交渉決裂もF1参戦を諦めず「プランB、Cに取り組み続ける」

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F1 | アンドレッティ、アルファロメオと交渉決裂もF1参戦を諦めず「プランB、Cに取り組み続ける」

 アンドレッティ・オートスポートのオーナーであるマイケル・アンドレッティは、最近アルファロメオ・レーシングの買収に失敗したものの、将来のF1参入への関心は揺らいでいないと述べている。

 インディカー、インディ・ライツ、フォーミュラE、エクストリームEにチームを持つモータースポーツの複合体アンドレッティと、オーストラリアのスーパーカーチームであるウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドは、アルファロメオF1チームを運営するザウバー・モータースポーツの主要株主イスレロ・インベストメンツとの契約合意にあたって最終段階を迎えていた。

 しかし二者間の交渉は、オースティンでのアメリカGP前夜に決裂した。アンドレッティによると、決裂の原因は“支配権の問題”にあったという。

キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2021年F1第19戦ブラジルGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

 元インディカーおよびF1ドライバーのアンドレッティは、アルファロメオ買収の失敗から気持ちを切り替えているが、競技者としてF1に参戦することへの関心は今も損なわれていない。

「F1は世界でも最大のレーシングシリーズであり、我々のブランドに素晴らしい効果をもたらすと思う」と月曜日にアンドレッテッィは『RACER/Epartrade Online Race Industry Week』で語った。

「我々はもちろん国際的なレースであるフォーミュラEとエクストリームEに参戦しているが、F1は究極だ。私はF1に常に関心を持っている」

「契約が成立しなかったのは大変に残念なことだった。当時我々は契約締結まで文字通りあと48時間のところにいると考えていた。今でも契約をしたいと強く思っているが、機会はますます減っており、売りに出ているチームは今のところない。将来何が起きるか様子を見なければならない」

「まだ関心はある。私はF1を愛している。それは究極のレース体験であり、我々のブランドにとって驚異的なものになる。F1は我々を可能な限り最高のレベルまで導いてくれるだろう」

マイケル・アンドレッティ
マイケル・アンドレッティ

 アンドレッティは、ザウバーとの交渉は今年の春の早い段階で始まり、夏には議論が白熱していたことを明らかにした。

「非常に忙しかった。5月頃に話し合いが始まると、非常に激しいものになっていき、8月と9月にはクレイジーな状態だった」

「徹底した話し合いだった。当時我々は契約できると考えており、詳細をきちんと詰めようとしていた。しかし残念ながら最後に我々には飲めない条件が出された」

 しかし彼は、将来出てくる可能性のあるF1参戦へのチャンスを探し続けると述べている。

「常にプランBやCがあるものだ。だから間違いなく我々はそうしたプランに取り組み続ける。何が起きるか様子を見ることになるが、私は諦めるつもりはない」

「今はないチャンスがこの先訪れる可能性もある。そうしたチャンスを探し続けていく」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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