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F1 ニュース

投稿日: 2021.12.05 03:39
更新日: 2021.12.05 12:00

ハミルトンがポール獲得。フェルスタッペン、逆転目前の最終コーナーでフロントロックのミス【予選レポート/F1第21戦】

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F1 | ハミルトンがポール獲得。フェルスタッペン、逆転目前の最終コーナーでフロントロックのミス【予選レポート/F1第21戦】

 12月4日現地時間20時、F1第21戦サウジアラビアGPの予選が行われた。

 陽が沈みナイトセッションではあるものの気温は28度と高く、路面温度は31度とフリー走行3回目との差はほとんどない。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)はFP3でのダブルイエロー無視とニキータ・マゼピン(ハース)への走路妨害の疑いでスチュワードの聴聞を受け、ダブルイエローはマーシャリングシステムの誤操作によるもので実際には振られていなかったためお咎め無しとチームへの罰金2万5000ユーロとなった。

 バルテリ・ボッタス(メルセデス)はFP3の終盤に燃料漏れが発生し、大急ぎで中古のパワーユニットへと載せ換えてなんとか予選開始に間に合わせた。

 Q1は開始前から多くのマシンがピット出口に並んで待機し、自分のペースでアウトラップを走りタイヤを理想的なかたちで温めようとする。ソフトタイヤの作動が課題となるが、やはりアタック直前の最終セクターは大渋滞でかなりのスロー走行となる。ここでは全車がソフトタイヤを投入し、メルセデスAMG勢はややギャップを空けて最後にコースへと向かった。

 まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が1分28秒659でトップに立ち、ハミルトンはターン1で他車と交錯して仕切り直しを強いられるものの翌周1分28秒466でトップタイムを塗り替える。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)も好調で計測2周目にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)を上回って3番手につけるが、路面の向上とタイヤの温まりによって各車が次々とタイムアップを果たしてボッタスが2番手、そしてカルロス・サインツ(フェラーリ)が1分28秒330でトップに立つ。

 シャルル・ルクレール(フェラーリ)も4番手、マクラーレン勢が5番手・6番手に浮上して、7番手まで落ちたフェルスタッペンは1分28秒285のトップタイムを記録し、ボッタスが1分28秒057でこれを塗り替える。5番手にセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が浮上し、1セット目のアタックを終えた時点で角田は9番手、ガスリーは10番手となる。

 残り5分で上位2チーム以外は2セット目のソフトタイヤを投入。ハミルトンは中古ソフトで再度コースイン、レッドブル勢はステイアウトして各車のタイム推移を見守る。

 最後にペレスが1分28秒021のトップタイムを記録してQ1は終了。16番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、17番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、18番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、19番手ミック・シューマッハー(ハース)、20番手マゼピンがQ1敗退となった。

 ボッタスはセッション終了直前にミスファイヤが発生しピット入口に戻ったところでエンジンがシャットダウン。メカニックの手でピットガレージへと押し戻された。

ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
2021年F1第21戦サウジアラビアGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2021年F1第21戦サウジアラビアGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)


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