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F1 ニュース

投稿日: 2021.12.11 23:42
更新日: 2021.12.12 21:50

フェルスタッペンがポール獲得もハミルトンと戦略分かれる。角田は初のガスリー越え【予選レポート/F1第22戦】

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F1 | フェルスタッペンがポール獲得もハミルトンと戦略分かれる。角田は初のガスリー越え【予選レポート/F1第22戦】

 12月11日現地時間17時、F1第22戦アブダビGPの予選が行われた。17時35分の日没を前に気温は25度、路面温度は30度まで下がっている。

 Q1は各車ともソフトタイヤを履いてコースへ向かうが、フェラーリ勢はQ2の戦略を変更したのかここでミディアムタイヤを消化する。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はFP3でトラブルが発生したリヤウイングの修理を行い、予選開始直前になんとか準備を間に合わせた。

 セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)を先頭に各車がアタックを行い、メルセデスAMG勢は2分ほど時間をおいてからコースイン。マクラーレン勢とアルピーヌ勢は最後までガレージで待機する。

 まずはルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分23秒366のトップタイムを記録し、0.101秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)が2番手。フェルスタッペンは計測3周目で2番手タイムを記録し、ペレスが4番手へ。アルファタウリ勢も計測2周目でタイムを更新して5番手・6番手へ浮上してランド・ノリス(マクラーレン)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を逆転した。ミック・シューマッハー(ハース)がターン16イン側のボラードをヒットして飛ばし、ノリスはターン16出口でこれをヒットしながらも4番手タイムを記録。

 ここでボラード改修と修復のためセッションは赤旗中断となったが、2分の中断を挟んで残り6分25秒で再開となった。

 10番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)まではピットで待機し、11番手以下が2回目のランに向かう。ミディアムタイヤで11番手・12番手のフェラーリ勢は、ソフトタイヤのアタックを赤旗で中断されたためここで再び中古のソフトタイヤを履いてコースインした。

 シャルル・ルクレール(フェラーリ)が6番手タイムを記録し、残り3分を切ったところで上位勢も中古ソフトでコースインし、アルファタウリ勢は2セット目のソフトを投入。

 ハミルトンは中古ソフトでさらにタイムを縮めて1分22秒845でトップ。ボッタスも0.272秒差の2番手タイムを記録。4番手ペレス、角田はターン16でミスがあったものの5番手、6番手ルクレール、7番手ガスリーと0.2秒以内にひしめく。

 タイヤを上手く使いこなせなかったウイリアムズ勢は16番手ニコラス・ラティフィ、17番手ジョージ・ラッセル、18番手に引退レースのキミ・ライコネン(アルファロメオ)、19番手シューマッハー、20番手ニキータ・マゼピン(ハース)がQ1敗退となった。

キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2021年F1第22戦アブダビGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)


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