2021年シーズン最後となった、F1第22戦アブダビGP。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が369.5点という、47年ぶりの同ポイントで迎えたチャンピオン争いは、ドラマでもここまで演出は難しいファイナルラップのバトルで結末を迎えた。自身初のF1ワールドチャンピオンとなったフェルスタッペンがコメントを残した。

 レース終盤、ハミルトンが2番手フェルスタッペンに約12秒差をつけて、8度目のチャンピオン目前にしながら、残り5周でニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)のクラッシュにより、セーフティカーが導入した2021年最終戦アブダビGPの決勝。

 そのタイミングで2番手フェルスタッペンはピットインを行い、新品のソフトタイヤに交換して勝負に出る。ステイアウトしたハミルトンはハードタイヤでトップを走行し、残り1周、ファイナルラップでレースが再開。フェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクし、ハミルトンが抜き返しにかかるも、フェルスタッペンは懸命のブロック。

 そのままフェルスタッペンがトップチェッカーを受けて、ファイナルラップのオーバーテイクで逆転で自身初、オランダ人初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

「ワールドチャンピオンになることができて、すばらしい気分です。これ以上のすばらしいレース、シーズンを望むことはできなかったと思います。今日はジェットコースターに乗っているようでしたし、最終周まで勝機があまり見えないレースでしたが、最後にすべてがうまくいったので、あとはチャレンジするだけでした」

「常に自分に『最後まで持てる力を出し切るのみだ』と言い聞かせ、実際にそれができたと思います。もちろん、セーフティカー明けとなったラストラップでは僕たちは新しいタイヤを履いていましたが、それでもチャレンジをしなければいけない状況でした。そして、幸いにもそれがうまくいきました」

「チェコ(セルジオ・ペレス)の今日のパフォーマンスには本当に感謝をしています。そのおかげで僕はチャンピオンシッ プを獲得できましたし、彼はチームのために全力を尽くしてくれました。今日はチームワークのすばらしさを見せられたと思います。そして、彼は本当にすばらしいチームメートです」

「メルセデスは今回、コンストラクターズチャンピオンシップを勝 ち取り、僕たちはドライバーズチャンピオンシップを勝ち取りました。そのことからも、今年、両チームがどれだけ激しく競っていたかがわかると思います。ルイス・ハミルトン(メルセデス)はすばらしいドライバーですし、それに対して疑いの余地は ありません。もちろん、彼とはシーズンを通していろいろなことがありましたが、すべてが終わって振り返れば、僕たち2人はすばらしいレースを戦ってきました。2つのチームが力を出し尽くして戦ってきたシーズンになりました」

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