2016年にメルセデスF1チームに勝利するという重大なチャレンジに失敗したことは、フェラーリに苦しみをもたらしたと、キミ・ライコネンは述べた。しかしシーズンのなかでチームは向上しており、2017年にはいい戦いができるものと期待しているという。
フェラーリは2015年シーズンに3回の優勝を獲得、メルセデスに次ぐランキング2位を獲得しており、2016年はタイトルを狙った戦いができるものと考えられていた。
ところが2016年シーズンには前年より困難な状況となった。フェラーリは1度の優勝もできず、コンストラクターズ選手権ではレッドブルにも抜かれて3位に落ちた。
21戦のシーズンのなかで、フェラーリは2位のレッドブルには70ポイントの差をつけられ、首位のメルセデスとは367ポイントもの大差がついてしまった。
「苦戦し、ハードワークを続け、最善を尽くしたが、残念なことに求めていた結果は出なかった」とライコネンは語った。
「チームの皆のおかげで、いろいろなことを試し、改善し、学び続けることができた」
「だから僕は、チームは実際の結果が示すよりも、もっと強力なポジションにいると感じている。チームとしては本当に良い働きをしてきた」
「そうしたことを考慮して、来年の新車は今年より競争力が高いものと期待している。良い戦いができるはずだ」
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