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F1 ニュース

投稿日: 2022.02.23 10:00
更新日: 2022.02.23 11:55

2022年のF1エントリー料が明らかに。選手権8連覇を達成したメルセデスが最多の約5億5400万円

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F1 | 2022年のF1エントリー料が明らかに。選手権8連覇を達成したメルセデスが最多の約5億5400万円

 コンストラクターズ選手権の現世界チャンピオンであるメルセデスF1は、F1での成功に伴う巨額の支払いに直面している。それはハードワークや規律、または技術的な卓越性のことではなく、現実的な現金の話だ。

 2013年以降、F1世界選手権に参戦するという特権のために各チームが支払うエントリーフィーの合計は、1年間の獲得ポイント数の合計が元になっている。このルールは、F1を運営するFIAが選手権からの収益を増加するために定めたものだ。

 F1の10チームすべてが、毎年のインフレを考慮して調整された固定額を支払うが、今年の金額は57万7278ドル(約6620万円)だった。それに加えて、チームは獲得ポイントに基づいた追加額を支払うが、前年のチャンピオンであるメルセデスは、ライバルチームより支払い額がさらに多い。

 したがって、メルセデスは57万7278ドル(約6620万円)と、1チャンピオンシップポイントごとに6926ドル(約79万4000円)を支払うことになる。獲得ポイントの合計613.5ポイントから計算した合計額は482万6379ドル(約5億5400万円)になる。

 この金額は2021年に比べると34万3481ドル(約3940万円)高いが、圧倒的優位にあった2019年シーズンの結果により過去最高額となった2020年の549万812ドル(約6億3000万円)をはるかに下回っている。

2021年F1第22戦アブダビGP スタートシーン
2021年F1第22戦アブダビGP スタートシーン

 メルセデス以外のすべてのチームは1ポイントにつき5770ドル(約66万1000円)を支払う。そのため2位のレッドブルは395万5613ドル(約4億5350万円)のエントリーフィーを支払うことになるが、この金額は2021年より120万7535ドル(約1億3840万円)高い。

 フェラーリは昨年コンストラクターズランキングで3位につける回復劇を見せたが、そのおかげでFIAからの請求額が大幅に増額されるものと見られる。2022年のチャンピオンシップ参加のために244万3873ドル(約2億8030万円)を支払う予定だが、2021年と比較すると97万9835ドル(約1億1230万円)の増額となる。

 以下、2022年のF1世界選手権のチーム別エントリーフィーだ。

■2022年F1世界選手権 チーム別エントリーフィー

Team 2021年の獲得ポイント 獲得ポイントに基づく追加額 合計エントリー料
メルセデス 613.5 424万9101ドル(約4億8923万円) 482万6379ドル(約5億5400万円)
レッドブル 585.5 337万8335ドル(約3億8897万円) 395万5613ドル(約4億5350万円)
フェラーリ 323.5 186万6595ドル(約2億1491万円) 244万3873ドル(約2億8030万円)
マクラーレン 275.5 158万6750ドル(約1億8269万円) 216万4028ドル(約2億4915万円)
アルピーヌ 155 89万4350ドル(約1億297万円) 147万1628ドル(約1億6943万円)
アルファタウリ 142 81万9340ドル(約9433万円) 139万6618ドル(約1億6079万円)
アストンマーティン 77 44万4290ドル(約5115万円) 102万1568ドル(約1億1761万円)
ウイリアムズ 23 13万2710ドル(約1528万円) 70万9988ドル(約8174万円)
アルファロメオ 13 7万5010ドル(約863万円) 65万2288ドル(約7509万円)
ハース 0 0 57万7280ドル(約6646万円)

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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