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F1 ニュース

投稿日: 2022.02.22 18:45
更新日: 2022.02.22 18:47

F1参入は「単なる思いつきではない」とマリオ・アンドレッティ。実現すればコルトン・ハータの起用を支持

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F1 | F1参入は「単なる思いつきではない」とマリオ・アンドレッティ。実現すればコルトン・ハータの起用を支持

 マリオ・アンドレッティは、アンドレッティ・グローバル・チームがFIAに2024年からのF1エントリー申請を行った件について、さらなる詳細を明らかにした。

 1978年のF1世界チャンピオンであるマリオ・アンドレッティは、金曜夜にソーシャルメディアで驚きの発表を行った。発表はその後、一家が運営するインディカーとインディ・ライツチームであるアンドレッティ・オートスポートの広報担当者が正式に認めた。

 チームからそれ以上のコメントはなかったが、マリオは地元インディアナポリスの『IndyStar』紙の独占インタビューで語り、欠けていた情報を補った。マリオ曰く、1990年代にマクラーレンのF1ドライバーだった息子マイケルが担当する新たなF1チームの運営について、FIAが申請を受理すれば「翌日にでも準備ができる」という。

 申請が通ればF1に11番目のチームが生まれることになる。また、2016年にF1のラインアップに加わった最も新しいチームであるハースF1に次いで、ふたつ目のアメリカ国籍のチームとなる。

2016年F1バルセロナテスト エステバン・グティエレス&ロマン・グロージャン(ハース)
2016年にF1に参入したハースF1。チーム創設時のドライバーはエステバン・グティエレスとロマン・グロージャンだった

「私はこの可能性を大変喜ばしく思っている」とマリオはアンドレッティF1チームの見通しについて語った。

「F1とモーターレースが我々家族にとってどれだけ意味を持っているかは周知の事実だ。我々はモータースポーツに生きている。それが我々のやっていることだ」

 アンドレッティ・グローバルはイギリスに拠点を置くだろうが、マシンは今後建設されるインディアナポリスのファクトリーで製造されることになる。マリオは、チームがすでにエンジンパートナーを確保したと語ったが、それがどこであるかは明かさなかった。

 またマリオは、チームのインディカードライバーであるコルトン・ハータをF1に移籍させる考えを全面的に支持していると語った。

「彼をF1ドライバーにしたい。コルトンは非常に優れた才能を持っているし、彼はその才能をF1でも見せる必要がある」

「F1にもうひとつアメリカのチームが加わっても支障はないだろう。そしてまちがいなくひとりのアメリカ人ドライバーが誕生する。こうしたことを期待してもらっていい。もしそうならなかったら、マイケルの小遣いをカットする!」

マイケル・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート チームオーナー)&コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)
2021年NTTインディカー・シリーズ最終戦ロングビーチ マイケル・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート チームオーナー)&コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)

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