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F1 ニュース

投稿日: 2022.04.09 17:04
更新日: 2022.04.09 17:06

ルクレールが驚速タイムで今季2度目のポール獲得。2、3番手のレッドブル勢を引き離す【予選レポート/F1第3戦】

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F1 | ルクレールが驚速タイムで今季2度目のポール獲得。2、3番手のレッドブル勢を引き離す【予選レポート/F1第3戦】

 2022年F1第3戦オーストラリアGPの予選が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は13番手だった。

 3年ぶりの開催となったオーストラリアGP。舞台となるアルバートパーク・サーキットは、いくつかのコーナーの幅を広げ、ターン9、10のシケインを取り払ったことで、かなりの高速コースに生まれ変わった。実際、初日フリー走行のラップタイムは、4秒近く速くなっている。

 DRSゾーンも史上最多の4箇所に設定されたが、FP3開始直前という異例のタイミングで「安全上の理由」から3箇所に減らされた。チームにとっては予選、レースに向けてのセッティング変更をせざるを得ず、どれだけの影響が出るかも要注目だ。

 現地時間午後4時からの予選は、晴れ、気温23.8度、路面温度31.8度のコンディションで始まった、上空には少なからぬ雲が垂れ込めているものの、セッション中の降水確率は20%と低い。

 直前のFP3で立て続けにクラッシュを喫したアストンマーティンの2台。ランス・ストロールは何とか間に合ったものの、セバスチャン・ベッテルは出られそうにない。

 Q1でまずトップに立ったのは、フェラーリのルクレール。初日からポーパシング(激しい縦揺れ現象)が出ているが、その影響をほとんど感じさせない速さだ。しかし最終的にレッドブルの2台がフェラーリをしのぐ速さを披露し、1-2を形成した。

 1セット目のアタックを終えた時点で、首位はフェルスタッペン。コンマ2秒落ちでペレス、3番手ルクレール、4番手カルロス・サインツ(フェラーリ)。そして5、6、7番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)と中団勢が食い込んできた。メルセデスはルイス・ハミルトン8番手、ジョージ・ラッセル9番手に留まっている。

 Q1残り2分となった開始後16分、ストロールとニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン5で接触。ウイリアムズのマシンはバリアに激突して大破。セッションは赤旗中断となった。ストロールは「あいつが突然進路を変えてきやがった」と叫んだが、むしろラティフィが幅寄せされたように見える。ストロールはタイムを出せないままセッションを終えた。

 15分後にセッションが再開し、8番手ハミルトン以下の10台が最後のアタック。マシンの修理中だったベッテルはチームメイトの事故による赤旗中断が幸いして、かろうじてコースインにこぎ着けた。しかし18番手が精いっぱい。他にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、そして事故を起こしたラティフィ、ストロールがQ1落ちとなった。

 アルファタウリの2台は、ピエール・ガスリー10番手、角田裕毅13番手でQ2に進んだ。


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