レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.01.10 12:08

オーストラリアGP、2017年の高速化したF1マシン用にコースを改修

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | オーストラリアGP、2017年の高速化したF1マシン用にコースを改修

 メルボルンのアルバートパーク・サーキットでは、2017年のオーストラリアGPを前に、より高速となった新世代のF1マシンに合わせていくつかのコース改修が行われる予定だ。

 FIAからオーストラリアのグランプリ・コーポレーションに提供されたデータによると、コースのミッドコーナーのスピードは、中高速ターンでは20~50km/h増加、ブレーキングポイントは20~30メートル奥になり、ラップタイムは3~4秒速くなるとされている。 

 そのため何箇所かの安全対策の更新が促されている。ターン1、ターン6、ターン14におけるタイヤバリアの最適な配置や、ターン12における100,000オーストラリアドル(約850万円)相当のテックプロのハイスピードバリア設置などである。

「我々はFIAから受け取った情報をすべて確認し、追加のタイヤバッファを作るために、80メートル分のテックプロのバリアを購入する必要があった」とコースの設備部門マネージャーであるクレイグ・モカが語った。

「我々にとって古いサーキットからの大きなステップだ。コンベアベルトやタイヤの代わりに、こういったハイスピードバリアを入れるのだから」

 テックプロのバリアは80mにわたって、高速ターン11、12の複合コーナーの出口に設置される。2017年型マシンは約140mphでこのコーナーを通過することが予想され、ドライバーが衝突した場合、バリアは80mphの衝撃を受ける可能性がある。

 他にはタイヤバリアの配置の改造に焦点が当てられ、ターン1とターン6のセクション幅は2倍に。最大の変更となるターン14では、ブレーキングゾーンの終わりのランオフエリア全体にあるタイヤバリアが3列から6列に増え、タイヤにはチューブが挿入される予定だ。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング