2022年F1第7戦モナコGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのはレッドブルのセルジオ・ペレスだ。レース序盤3番手を走行していたペレスは、ウエットからドライへとコンディションが変化するなか、タイヤ交換を経てトップに立つことに成功する。
レース終盤はタイヤが苦しくなり、2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)以下、後続を抑えて走る展開となったが、最後まで首位を守り切って今季初優勝、メキシコ人ドライバーとして初のモナコGP制覇を果たした。
最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』を獲得したのはマクラーレンのランド・ノリスとなった。ノリス55周目にミディアムタイヤで1分14秒693というファステストラップを記録し、2位には1分15秒334でアルファタウリの角田裕毅が続いている。
ピットストップタイムを争うDHLファステスト・ピットストップ・アワードを獲得したのは、2.30秒というピットストップタイムを記録し、モナコGP優勝を飾ったペレスのレッドブルとなった。2位にはノリスのマクラーレンが2.38秒で続き、3位は2.42秒でフェルナンド・アロンソのアルピーヌという結果になっている。