サマーブレイク前、最後のレースとなるハンガリーGP。その直前にはレース界で唯一無二の存在として知られるアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが引退を発表。そこにはセブと同じトラックを走行できる貴重な時間を噛み締めたいと惜しむドライバーたちの声が多く寄せられた。アルファタウリ兄弟のトークやFIA F2ニューヒーローの話題もSNSから紹介する。
●スタートからアクセル全開のラジオトーク
不定期開催されるアルファタウリ兄弟のラジオトークが、ハンガリーGP前にライブ配信された。レースへの意気込みや、ちょっと脱線してボクシングについてなど小ネタも交えたトークが展開された。とはいえ喋るのはアルファタウリ兄弟、自己紹介では「マスターシェフでF1ドライバーの〜」と笑いのアクセル全開だ。
●思うところはあるが
フランスGPでポール発進から快調にレースを進めるもトラブルでリタイアとなったフェラーリのシャルル・ルクレール。レース後のインタビューで「これではチャンピオンになれない」と複雑な胸中を吐露。それでも目の前のレースで勝つために準備を進める。
Football ? @Charles_Leclerc #essereFerrari ? @pumamotorsport pic.twitter.com/J2tLGnChXk
— Scuderia Ferrari (@ScuderiaFerrari) July 27, 2022
●レッドブルの神技
2020年のハンガリーGPでレコノサンスラップ中にレッドブルのマックス・フェルスタッペンがクラッシュしフロントウイングとサスペンションを破損してしまった。誰もがピットレーンスタートを予感するもレッドブルのクルーによる神技的修復術でマシンは見事に復活。2位表彰台を獲得しフェルスタッペン自身もそのチームワークに脱帽しきりだったのが記憶に新しい。
Speed, skill, dedication…
Just wow, @redbullracing ?#HungarianGP #F1 pic.twitter.com/e6hUpLMZxY
— Formula 1 (@F1) July 27, 2022
●セブ、引退
今週1番の話題はアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが引退を発表したことで間違いない。引退直前にソーシャルメディアアカウントを立ち上げ歓迎を受けた矢先のことだった。
Welcome to social media, #Seb5 ?#essereFerrari ? pic.twitter.com/mJuOk1ChBF
— Scuderia Ferrari (@ScuderiaFerrari) July 28, 2022
この一報は瞬く間に拡散され、多くのF1ドライバーが賛辞を送ったのは既報のとおりだ。
マクラーレンのランド・ノリスは子供の頃からベッテルをロールモデルとして掲げ、今日の自分に導いてくれた存在と最大限の敬意を表している。
A guy I looked up to since I started, literally. Thanks for being the role model we need and improving the sport we love. Danke Seb pic.twitter.com/1qe3nwiGP1
— Lando Norris (@LandoNorris) July 28, 2022
セブの引退に心を打たれる一方で、来シーズンどのドライバーがアストンマーティンのシートに収まるのかも注目だ。新人の登場か、移籍か、復活か。ルーモアシーズンが突如としてヒートアップしてきた。
Who do you want to see in green in 2023?#F1 pic.twitter.com/Yh7mElLRS0
— Formula 1 (@F1) July 29, 2022