2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのは優勝を飾ったレッドブルのマックス・フェルスタッペンだ。予選Q3でマシントラブルに見舞われたフェルスタッペンは、決勝レースを10番グリッドからスタート。ソフトタイヤで順調にポジションを上げ、1回目のピットストップ後には4番手に浮上してくる。
38周目に2回目のピットストップをした後、42周目にはライバルのシャルル・ルクレール（フェラーリ）をオーバーテイクしたが、突然360度スピンを喫しルクレールに抜き返される。しかしフェルスタッペンは再度ルクレールを追い抜き今季8勝目を挙げた。
最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』を獲得したのは、2位表彰台に上がったメルセデスのルイス・ハミルトンとなった。ハミルトンはレース中盤の57周目にソフトタイヤで1分21秒386というファステストラップを記録している。
ピットストップタイムを争うDHLファステスト・ピットストップ・アワードを獲得したのは、2.19秒という今シーズン最速ピットストップタイムを更新したセルジオ・ペレスのレッドブルとなった。2位にはダニエル・リカルドのマクラーレンが2.26秒で続き、3位は2.33秒でフェルスタッペンのレッドブルが続いている。
