ここ3シーズンは3連戦が当たり前のようになり、過去のF1を知る人からすれば実に過密なスケジュールとなった。今年の7月も1ヶ月で4レースというタイトなカレンダーをすごし、待ち焦がれたサマーブレイクに突入した。しかし引退や移籍と慌ただしさはコース外で継続中。そんなF1界をSNSから紹介しよう。
●ざわつく移籍市場おさらい
アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが引退を発表したことで一気に慌ただしくなった来季のシート争奪戦。まずはアルピーヌのフェルナンド・アロンソがベッテルの後釜としてアストンマーティンへの加入が決定。アロンソが希望する複数年契約を提示したことが決め手となった。
アロンソの離脱が決定したアルピーヌは、大方の予想どおりリザーブドライバーのオスカー・ピアストリと来季のレギュラードライバー契約を交わしたと発表する。
BREAKING: Oscar Piastri will drive for Alpine in 2023!
(The 2021 Formula 2 champion graduates to Formula 1)#F1 @OscarPiastri @AlpineF1Team pic.twitter.com/SIM7FEnwqi
— Formula 1 (@F1) August 2, 2022
ところが、どうやらアルピーヌとピアストリの間に認識違いが生じる。ピアストリ自ら「来季アルピーヌでドライブすることはない」と発信し物議を醸すことに。今週最多の9.5万リツイートを記録する。
I understand that, without my agreement, Alpine F1 have put out a press release late this afternoon that I am driving for them next year. This is wrong and I have not signed a contract with Alpine for 2023. I will not be driving for Alpine next year.
— Oscar Piastri (@OscarPiastri) August 2, 2022
そんなピアストリの本命はマクラーレンとも噂される。ダニエル・リカルドの行方次第だが、同チームはリカルドの去就に関する公式情報は一切なし。ただインディカードライバーをF1テストに参加させる機会が見られており、真実は当事者のみ知るといった状況だ。
そんなアルピーヌとマクラーレンを横目に複数年契約を決めたのはウイリアムズのアレクサンダー・アルボンだ。1年のブランクも何のその。あとは来季の相棒がニコラス・ラティフィなのか、誰になるかはまだまだ分からない。