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F1 ニュース

投稿日: 2022.08.09 08:15
更新日: 2022.08.09 08:22

アルピーヌF1代表、“忠誠心がない”ピアストリを強く非難「契約は間違いなく有効。離脱するなら補償金を要求する」

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F1 | アルピーヌF1代表、“忠誠心がない”ピアストリを強く非難「契約は間違いなく有効。離脱するなら補償金を要求する」

 アルピーヌF1代表オットマー・サフナウアーは、育成ドライバーで現在リザーブドライバーのオスカー・ピアストリとの間には隙のない契約が存在すると改めて主張、チームの意向に反して2023年の移籍を示唆したピアストリには忠誠心が欠けていると強く非難した。

 アストンマーティンがセバスチャン・ベッテルの後任としてフェルナンド・アロンソと複数年契約を結んだことを明らかにした後、アルピーヌはアロンソに代わってピアストリを起用することを発表した。しかしその直後にピアストリはSNSを通して契約を否定。「僕はアルピーヌと2023年の契約を結んでいない。来年アルピーヌで走ることはない」とピアストリはコメントした。

 多数のメディアが、ピアストリは2023年に向けてマクラーレンとすでに契約済みであり、マクラーレンは不振が続くダニエル・リカルドとの2023年の契約を解除するために彼と交渉中であると報じた。

『RacingNews365.com』は、FIA契約承認委員会がピアストリとマクラーレンの新たな契約は有効であると判断したと伝えているが、サフナウアー代表はそれを否定する内容の発言をしている。アルピーヌとピアストリの契約は拘束力のあるものであり、これが守られない場合、この問題をロンドンの高等法院に持ち込む可能性があると、サフナウアーはロイターに対してコメントしている。

オスカー・ピアストリ(アルピーヌ)
オスカー・ピアストリ(アルピーヌ)

 サフナウアーは、ピアストリの契約否定発言の後、初めて公の場でコメントし、ピアストリとの契約状況について説明した。

「我々はピアストリとの間に契約を有している。彼は11月にサインした」とサフナウアーはスペインの『El Confidencial』に対して語った。

「弁護士と話したところ、これは拘束力のある契約だと言われた。この契約の一部により、我々は2023年にオスカーを我々のマシンに乗せることができる。そのために(契約発表の)プレスリリースを発行したのだ」

「2024年のオプションも存在し、我々はドライバーを他チームに貸し出すこともできる。我々はフェルナンドとあと1年契約し、2023年にはオスカーを他のチームに貸し出すことを望んでいた。私は記者会見で毎回、ピアストリは2023年にF1で走ると言ってきた。彼は我々のマシンに乗るか、フェルナンドが残留すれば、他のチームのマシンの乗るかのどちらかであることを知っていたからだ」

「アロンソは何らかの理由で──私はその理由を知っているが、これについては本人に聞いてほしい──アストンマーティンに行くことになった。そのため我々はピアストリとの合意をまとめる作業に入り、彼を他のチームに貸し出すのではなく、我々のマシンに乗せることを決めた。そのためにあの声明を発表したわけだ」

2022年F1第7戦モナコGP フェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリ(アルピーヌ)
2022年F1第7戦モナコGP フェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリ(アルピーヌ)

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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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