レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.01.24 11:48
更新日: 2017.01.24 11:49

ピレリ、今季タイヤに自信「ハードにプッシュしても、オーバーヒートしない」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ピレリ、今季タイヤに自信「ハードにプッシュしても、オーバーヒートしない」

 ピレリは2017年のF1は、新規則によるショックがコースに広がり、マシンが行列を作るようなレースになってしまうのではないかと不安視している。 

 ピレリはタイヤのコンセプトを大幅に変更、デグラデーションを小さくし、ドライバーがハードにプッシュできるようにしたが、ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、結果的にオーバーテイクが減るのではないかと危惧している。

 F1関係者の多くは、新規則下で強化されたエアロダイナミクスが、ホイール・トゥ・ホイールの戦いを妨げることを心配しているが、ヘンベリーの懸念は、チーム間のギャップが一層広がってしまうのではないかという点にある。

「ドライバーは新しいマシンを楽しむだろう。より高いレベルのパフォーマンスを感じてね。新しいマシンはドライバーが近年あまり体験していない身体的負担をかけてくる」とヘンベリーは語った。

「だがオーバーテイクの結果は、(相対的に)マシンの性能にかかってくる」

「マシン同士の性能が拮抗していたら、オーバーテイクのチャンスはあるだろう」

「もし性能に差があったら、マシンの行列ができてしまうかもしれない」

 ピレリがデグラデーションの低いタイヤへ視点を切り替えたことは、2011年にF1のタイヤサプライヤーになって以来続いたポリシーからの脱却を意味する。

 ピレリがタイヤサプライヤーになって2年目の2012年、最初の7戦で異なる7名の優勝者が出た。だがヘンベリーに言わせると、2017年はそれとは程遠い状況になる可能性があるという。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース